ジャンボ。の普通の日々

音楽(特にエレカシ)についてや、日々の出来事を綴っています。

リッスントゥザミュージックをリッスンして。

さぁ、今回から本格的にブログを始めようと思います!      まず何の事を書こう・・・と考え、やはりエレカシで一番好きな曲について書こうと思いました✨✨

私、ジャンボ。が一番好きなエレカシ曲は・・・

リッスントゥザミュージック

です♪


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ユニバーサル移籍後第1弾のアルバム、「STARTING OVER」に収録されています。

 

エレカシには「恋愛」をテーマにした曲がいくつかありますが、   その中でも顕著に“物語性”がある曲だなと思います(あくまでも個人的見解です)。        エレカシに出会うまで、私は失恋ソングとかを聴いても   「何が君に会いたいだ!   くんだらねぇ~~┐(´д`)┌」と思ってました。         

 

でも、リッスントゥザミュージックは違った・・・初めて聴いたときから「わしゃ~なんちゅうもんを聴いてしもうたんや~😢😢😢!」と部屋をのたうちまわりました。   まるで一本の映画を観たような感覚に陥りました・・・        何でそんなに感動したのか、歌詞を追って説明していきたいと思います。(個人的解釈です!    悪しからずm(__)m)

 

リッスントゥザミュージック    僕たちの未来

リッスントゥザミュージック   明日は晴れかい?

ふたり並んで     腰かけていた     井の頭公園で”

 

序盤で泣かせにきています。    やっぱりあんたが涙のテロリストや・・・宮本はん。

 

“僕たちの未来”    “明日は晴れかい?”       

この曲のカップル、もしくは友達以上恋人未満のふたり(自分は後者で捉えています)の関係はいま天気で言うと曇り空。    別れる間際なのか、喧嘩をしているのか、僕たちの~と言っているのでこれは男性目線。

 

   ”明日は晴れかい?“

 

これは誰に対して呼び掛けているんでしょう。  彼女?    それとも神様?      もしくは自分自身・・・いろいろ情景が浮かびます。

「今はダメかもしれないけど、明日からはきっと大丈夫だよね?    元のふたりに戻れるよね?」と、半ば諦めのような、でも希望を捨ててないようにも思えます。   

 

ふたり並んで    腰かけていた    井の頭公園で”

 

この部分がこの曲の肝だな~と思ってます。

いるんですよね、ふたりは今同じ場所に。   横にいるんですよ。   ミヤジの歌い方もあるんですが、いつもここで心がキューーンってなります。     ふたりの間には何か溝があって、でもまだ一緒にいる。   歌からは何か悲しみのような雰囲気が漂います。

 

井の頭公園で”

 

これね!!     ここ魅力!!

これが例えば「思い出の公園で」とかだったら何か物足りないんですよ!      「井の頭公園」という実際の地名を出すことでより曲の世界が深くなるんですよね~。 

 何より語感が良い!    「いのが~しら~」だけでご飯三杯いけます。ご飯ですよもびっくり。

実際に私今年の3月、東京に行った時、真っ先に観光しに行ったのが井の頭公園でした。    いや~良いですね、井の頭公園。   のんびり時がゆっくり流れるのを感じました・・・また行きたい( ´∀`)

 

池にボートを浮かべてはしゃぐ  人をふたりは見つめていた

本当は一緒に笑いたいのに   だけど笑えなくて”

 

この対比がねぇ~~・・・(泣)       公園の池でボートに乗って「キャッキャッウフフフ」ってやってる人達がいて、微笑ましい風景で、いつもだったら「仲良さそうだね~」とか言いながらのんびりしてるけど、今はそんな事を言う事もできない・・・    もうね、切なさの極み。    

 

 

なぜなら 僕は僕の未来を    君は君でいくつもの夢を

それぞれの思い溢れ始めた    出会ってから1年”

 

彼は恐らく、彼女とのこれからの人生を考えていたんでしょう。    結婚して子供を産んで・・・という未来を。

 

でも彼女にはやりたい事、夢があった。  それを叶えるにはまだ誰かと生活を共にするという事は難しかった。          

 

それぞれの考え、想いが今になって溢れてきて、いっぱいいっぱいになってしまった。

 

ふたりは出会って1年・・・

 

 

 

めっさ切ない( ;∀;)・・・

 

 

自分で勝手に解釈して勝手に泣いてます。  

 

別れの気配を感じていたのに

明日の約束を今日も重ねていた”  

 

 

あぁ、もう僕たちはダメなんだな、終わってしまうんだな・・・     って思ってるんですよ彼は。     それでも明日の約束をしてしまう。

やっぱりこのまま終わりたくない・・・と。

 

リッスントゥザミュージック   僕たちの未来

リッスントゥザミュージック   明日は晴れかい?

 

ふたり並んで腰かけていた   井の頭公園で”

 

 

ここで改めてこの歌詞。

ふたりの関係が分かって、ふたりの未来が見えてきたところでこの歌詞。       

 

あんたが涙のテロリストや~宮本浩次はんっっ!(泣)(泣) 

 

“本当は一緒に笑いたいのに

ふたりは いつもひとり”

 

 

“ふたりはいつもひとり”

これすごくないですか?     一見よくわかんない言葉の並びだけど、今までの物語が効いてるんですよ。   より一層寂しさが増すんですよ。     初めて聴いたとき思わず「や、やられた・・・」と呟きましたもん。     ここからバンドが入ってくるのも良い。   ライブ映像とかで見るといつもここで鳥肌立ちます。

 

“君が僕の事   見つめる目には

ひとつの嘘さえも     決してなかったのに”

 

彼女はいつも真摯に、彼氏の事を見てたんでしょう。  だから嘘をつけなかった。    それがふたりを分けてしまうことになったとしても。          それなのに僕はなんとかつなぎとめようとしている。     必死に明日の約束を交わしてしまう。    

 

 

“リッスントゥザミュージック  僕たちの未来

リッスントゥザミュージック 明日は晴れかい?

 

へそ曲がりの未来地図は     尽きない       尽きない想い      尽きない    尽きない想い” 

 

最後はまるで彼の想いを音に乗せるように激しいストリングスのアウトロで曲が終わります。

 

 

この彼氏には、幸せになってほしいな・・・といつも思います。      

 

 

このリッスントゥザミュージック、オールタイムベストアルバムでは「笑顔の未来へ」の次の曲なんですが、ナイス曲順と思ってます。    「笑顔の未来へ」でふたりの出会いを、「リッスントゥザミュージック」でふたりの別れを現しているようで堪らないのです。

ミヤジがそんな風に意識したのかは分かりませんが、とにかく、こんな曲を作れる宮本浩次はすごい人なのだっ!   と言いたいのです。

 

どれだけ私のリッスン愛が伝わったか・・・お分かりいただけたでしょうか?      今は勝手にリッスントゥザミュージックのPVがあったら・・・とか考えてます。         

 

今回はこれまで!     駄文にお付き合い頂きありがとございますm(__)m